YouTube動画で得た知識をもとに、夏のボーナスでゲーミングPCを購入したノブオ。Ryzen7 9700X、MSIのマザーボードにRX 9070XTという構成だ。
グラフィックボードやCPUの動画を何本も見たので、PC選びには少し自信があった。彼は仕事でも私生活でも事前チェックを欠かさない慎重派なのだ。
それと、彼はひそかに楽しみにしていることがある。YouTubeへの動画投稿だ。これは中学生のころからの夢だった。
3か月後、彼はあるトラブルに悩まされていた。
ゲームでfpsが低下しカクつくことが明らかに増えている。たまにクラッシュもする状態だ。
YouTubeで関係ありそうな動画を漁ってみたが、ピッタリと当てはまるのがない。
(どうしたらいいんだ、これ)
もしかして新種のWindowsバグ?‥‥などと独り言ちながら、ふと覗いたエクスプローラー。そこには明らかな異常が示されていた。

うおおおお、真っ赤!
彼は、ゲームの録画データと編集後データをたった1つのSSDに保存していたのだ。
BTOは基本的にSSD1枚構成なことが多い。加えて動画編集ガチ初心者なので、ストレージまで気が回らなかったのだ。
(なんかヤバそう‥‥)
状況把握のため、ネット検索してAI要約を読むノブオ。
SSDの空き容量が少ないと、PCの動作速度が低下するほか、Windowsアップデートに失敗する、警告メッセージが表示される、そしてSSDの寿命が縮むといった現象が起こります。
(ええっ? ギリギリまで入れたらダメなんかよ)
買う前に知りたかった‥‥。
後日、動画用のSSD増設のため購入店にPCを発送、出費は約3万と大きいが仕方ない。その店のBTOパソコンは、自己増設は規約違反となっており保証外になってしまうからだ。
第二のノブオを生まないために、空き領域の目安やストレージ構成例などを紹介する。よく見るPC用語もつけておくぜ。
空き領域の目安
PCのエクスプローラーでは「空き領域」と表示されるが、世間では「空き容量」と呼ばれることが多い。

「SSDには寿命がある」「容量が多いほど寿命が長い」「データが特定のセルに集中することで寿命が短くなる」「死んだセルは使えなくなる」といった細かい話は覚えなくてOK。
ゲームのためのストレージ構成
ストレージとは、SSDやHDDなどのデータ保存装置である。
自作PCなら自分で気楽に追加できるが、BTOでは保証規約上難しいことがある。
BTOは要注意!
自分で増設すると保証外になってしまうショップがある。
例えば、フロンティアやドスパラ(2025年現在)。
このようなショップでは、注文するときにカスタマイズでSSDを追加しておいたほうが良い。
買う前に保証規約にもしっかり目を通しておこう!
■ PCストレージ構成例
| 用途 | ストレージ | 容量 |
| Windows用 | 1TB | |
| アプリ・ゲーム用 | M.2 SSD | 1TB以上 |
| データ保存用 | 外付けSSD | 2TB以上 |
用途ごとにストレージを用意しておけば、SSDクラッシュでのデータ全ロスを回避できる。
例えばOS用SSDが壊れた場合、そのSSDを交換してOSや各種ドライバーをインストールするだけで済む。復旧が楽でダメージは最小だ。
※※2025年11月30日追記※※
SATA SSDの値上がりでうま味がなくなった。M.2スロットの空きがないなどの明確な理由がない限り、M.2 SSDを選んだほうがいい。
■ BTOなら外付けSSDが必須レベル
個人情報や動画などはUSB接続の外付けSSDに保存しておくと、PCを修理に出す際にデータのぞき見・盗難を気にしなくて済む。
修理工がPCデータをコピーして持ち出していたなんて話もあったぐらいだ。情報は自分で守るべし!
HDDは大容量データ保存には良いが、読み込みが遅いのでゲームには不向き。
PC用語
| ストレージ | データを保存するための装置。SSDやHDDなど |
| SSD | ソリッドステートドライブの略 軽くて壊れにくく高速だが、価格が高い |
| SATA SSD | マザーボードとSATAケーブルでつなぐタイプのSSD |
| M.2 SSD | マザーボードに直接取り付けるタイプのSSD |
| 外付けSSD | PCのUSBに接続して使うタイプのSSD |
| HDD | ハードディスクドライブの略 データディスクを何枚も格納した重い装置 大容量だが低速、繊細で壊れやすい 動画などの大容量データ保存に向いている |
| fps | フレームレート毎秒の略 60fps=1秒間に60枚の画像表示 fpsが高いモニターほどゲームがぬるぬる動く |
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