【質問】メモリを増設したいです。メモリ4枚でも大丈夫ですか? →やめとけ!

2025年11月28日

今回のお悩みピックアップ

PCのメモリを増設しようと思っています。

今4GBのメモリが2枚のっています。4GBを2枚追加しても大丈夫ですか?

あと、できれば32GBにしたいです。

メモリ増設はやめとけ。

買い換えよりも追加のほうが安上がりで魅力的に思うかもしれない。

だが、相性問題でPCが起動しなくなるという地獄を見る可能性がある。特にRyzenは相性がシビア、全裸でジャングルに飛び込むぐらいヤバいぞ。

32GBに増やすなら16GBメモリ2枚組を買って換装するのが確実だ。

この記事では、メモリ4枚構成がダメな理由、オススメ構成、4枚差しできるメモリの確認方法を紹介していく。

メモリ増設がダメな理由

よく聞く「同じメーカーの同じ規格のメモリなら大丈夫」は妄信しちゃダメ!

同じメーカー・同じ規格・同じ速度のメモリでもロットによって半導体に微妙なばらつきがあり、動作が不安定になることがあるからだ。メーカーで4枚動作が検証されたメモリ以外、正常に動く保証はどこにもない。

記事の後半で「4枚差しできるメモリの調べ方」を紹介するが、その前にメモリ構成の違いとオススメ構成の説明を説明する。

メモリ構成の違いとオススメ構成

メモリは1枚、2枚、4枚の構成で使うのが基本。これらの構成には以下の特徴がある。

メモリ1枚構成:2枚構成より遅い

メモリ2枚構成:2枚で並列処理できるから速い

メモリ4枚構成:256GBなどメモリの大容量化が可能

1枚構成は速度が出ない。意外なことに、16GBメモリ1枚よりも8GBメモリ2枚(デュアルチャネル)のほうがデータ転送速度が速いんだ。

4枚構成は128GBや256GBなど大容量メモリを必要とするクリエイティブ向き。4枚構成の場合、メモリ速度が低下(=性能が低下)することもある点に注意したい。

というわけで、ゲーム用なら「2枚構成」がオススメ

「クリエイティブ活動もするので4枚構成にしたい!」という人のために、次は4枚差しできるメモリの調べ方を紹介する。※4枚構成は4枚組メモリの購入が前提

4枚差しできるメモリの調べ方

4枚差しできるメモリはマザーボード製品サポートページでQVL(互換性リスト)を調べるとわかる。QVLは製品ごとにメモリをチェックし正常動作が確認されたメモリリストだ。

ASUSのマザーボード「TUF GAMING X870E-PLUS WIFI」を例に、リストの調べ方を説明していくぞ。

ASUSマザーボードの場合

ASUSマザーボードの場合、QVLの「ソケットサポート」欄を探していく。

1.製品名で検索

2.「サポート」クリック

3.「CPU/メモリ サポート」タブをクリック

4.「メモリ」を選択

すると次のような画面がでてくる。これが互換性リスト(QVL)だ。

ここで「ソケットサポート」を調べていく。メモリのメーカー(ベンダー)やRAM速度などを選択して検索しよう。

「ソケットサポート」という項目が右端にあるが、これが「推奨構成枚数」である。「1,2」は1枚・2枚構成を推奨、「1,2,4」の場合は1枚・2枚・4枚構成を推奨している。

MSIマザーボードの場合

1.製品名で検索

2.「サポート」をクリック

3.「互換性」タブをクリック

4.「検証済みメモリリスト」を選択

MSIマザーボードの場合は「1|2|4 DIMM」と表示される。表現が異なるだけでASUSのソケットサポートと同じだ。

メモリの調べ方については、こちらの記事で画像付きで解説しているので参考にしてくれ。

繰り返すが、Ryzenはメモリ相性に超シビアなので情報収集はしっかり行ってほしい。

心配性の人は買う前にツクモやパソコン工房などのパーツショップに聞いてみよう。ツクモなら「ツクモ 商品のお問い合わせ」で検索すると問い合わせ先がわかる。パソコン工房は「ご相談窓口」があるが、0570発信なので通話料金にご注意を。

記事の要約

  • メモリは2枚構成がオススメ
  • メモリは構成可能枚数が決まってる
  • メモリ増設の前に製品サポートページで確認

「メモリ増設で4枚差し」は最悪PCが起動しなくなることがある。PCトラブルを回避するなら安定の2枚構成で行こう!

-パソコン
-