BTOパソコンのさらなる値上げがほぼ確定している。グラフィックボードとCPUの値上げがすでに予告されているからだ。
現時点でPCの調子が悪い人は、もう買い換えたほうがいいかもしれない。
そこで、本記事では「メモリ32GBでコスパのいいPCは?」という視点でBTOパソコンを物色していく。弱点も容赦なくほじくり返すぞ!
ツクモBTO|前世代モデル大特価
ツクモの「前世代モデル売り尽くし大特価」から、3年戦えるコスパPCを2つピックアップ。在庫なくなったら終了なので注意。
ツクモBTO最大の特徴はマザーボードに「ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI」を採用していること。
負荷や高熱にさらされるコンデンサの守りを固めた手堅い設計で人気だ。我がPCのマザーボードもASUS TUF GAMINGシリーズだが5年間故障なし。
それでは2つのモデルを見ていこう。
CPUでコストを削ったコスパ重視モデル

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AM5のRyzenシリーズで最弱の7500Fだが、神コスパでおなじみのRyzen 5700Xと同等性能。今買うなら7500Fのほうがいい。グラフィックボードが強いのでWQHDモニターでもいける。
【弱点】 タルコフやシティーズスカイライン2などCPU性能がモノを言うゲームには向かない。グラフィックボードの発熱もネック。ケースファンの追加とこまめなPC内部の掃除は必須。
【おすすめカスタマイズ】
・ケースファン追加(必須)
ゲーム・動画編集・配信もしたい欲張りモデル

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万能型の9700X。ゲームもできるし動画編集のソフトウェアエンコードでも力を発揮。3Dモデルを使わない普通のゲーム配信もやれる力がある。CUDA搭載なのでクリエイティブ用途でも使えるのが強み。
さらにストレージの拡張性が高い。
【おすすめカスタマイズ】
・ケースファン追加(必須レベル)
フロンティアBTOセール
高コスパゲーミングPCで人気のフロンティアBTOから2つピックアップ。人気商品はすぐ売り切れるので注意。
※フロンティアはモデルによって採用されているマザーボードや電源が全く異なる場合がある。たまーに(謎のメモリ1枚差しとか)変な構成のPCがあるので、しっかり確認したほうがいい。
ライトゲーマー向け

RTX5050を載せた現世代モデル。CPUと電源をワンランク下げることでコスパを演出。保証期間が3年と長め。
マザーボードは「ASUS TUF GAMING B850M-PLUS WIFI」、コンデンサ周りの耐久性が高い。
M.2(NVMe)スロットは全部で3つ。市販品と同じならSATAは4つあるはず。(だが記載なし。ショップオリジナルかもしれない。)
【弱点】
グラフィックボードのパワーが今一つ。WQHDモニターだとキツイ。
電源の情報がもう少しほしい。耐久性が少し低いかもしれない。
【おすすめカスタマイズ】
NVMe SSD[2nd]1TB追加(ゲーム/アプリインストール用)
※カスタマイズは「ご購入手続きへ」ボタンを押した後の画面で行う
ミドル上位PCでしっかり楽しみたいヘビーゲーマー向け

ヘビーゲーマーに今一番愛されているかもしれないグラフィックボード「RX 9070 XT」搭載、ゲームに特化した構成。お金に余裕があったら買いたい一品。
マザーボードは「MSI B650 GAMING PLUS WIFI」。コンデンサ周りが重厚で、グラフィックボードとCPUの熱に耐える設計。
【弱点】
マザーボードの拡張性:M.2(NVMe)がMAXで2本と少なめ。
タルコフを高画質設定で数時間ぶん回すような特殊環境では、CPUクーラーの冷却性能がちょっとだけ心配。
【おすすめカスタマイズ】
NVMe SSD[2nd]1TB追加(ゲーム/アプリインストール用、動画やるなら2TB)
※カスタマイズは「ご購入手続きへ」ボタンを押した後の画面で行う
ちなみに電源の「PLATINUM」や「GOLD」といった表記は、交流から直流への電力変換効率の指標であって品質や安全性とは無関係。騙されないように注意だぜ。
BTOパソコンで用意しておきたいもの
修理に出されたパソコンから「おたから画像」をゲットしたと自慢する大手メーカーの修理工に出会ったことがある。ヤバいだろ?
そこで役に立つのが外付けSSD。
PCの修理に備えて、個人情報や動画データなどはPC本体から隔離保存しておこう。
のぞき見・情報漏洩防止のため「データは常に外付けストレージに保存する」という習慣を身に着けていこう。
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